トップメッセージ

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オーナーメッセージ

本質からぶれない、
価値ある
リゾートを追求していく

坐漁荘だけではなく、日本の温泉旅館は伝統的な雰囲気ときめ細やかなサービスが感じられる素晴らしい施設だと思います。日本の素晴らしい旅館文化をより良い形で世界へと発信していく。その本質から目をそらすことなく、価値あるリゾートを追求していきたいと考えています。私たちは日本においてはまだ部外者かもしれませんが、部外者だからこそ顧客目線で必要なことはわかります。その視点を失うことなく、スピード感のある決断ができることが私たちの強みであると思っています。

オーナー Founder / 葉 信村 Ye Shintsun

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ABBA RESORTSについて

ABBA RESORTSが描く
今後のリゾート像

ABBA RESORTSは、現時点では日本の「ABBA RESORTS 伊豆 坐漁荘」のみの運営ですが、今後は中国や台湾でのリゾート事業も視野に入れています。日本では複数のエリアでリゾートを運営することを考えており、すでにプロジェクトは具体的な段階へと入っています。日本国内におけるリゾートチェーン展開する場合、伊豆を起点にして寒い地域と温かい地域での展開も視野に入れています。将来的には日本全域にABBA RESORTSとしてのゴールデンルートを構築してみたいとイメージしています

施設がどこにあっても、大切にしたいと考えているのは日本らしい『おもてなし』を提供し、その文化を世界に伝えていくことです。『日本の心を守り、和の伝統をしっかりと維持していくこと』はABBA RESORTS GROUP代表からのミッション。日本各地の地域特性に応じた施設を展開していくことで、複数の”点”を”線”として結んでいく。そこに和の伝統を味わっていただける独自のゴールデンルートを構築し、海外の方々に日本の伝統文化をより理解していただくことがABBA RESORTSの使命と考えています。その姿勢は海外のリゾートであっても不変です。中国や台湾のスタッフたちが日本の「おもてなし」を学ぶ場として「ABBA RESORTS 伊豆 坐漁荘」を活用していくことも考えています。

ABBA RESORTSについて

上杉謙信の「義の心」に学び

『義とは人が人であることの美しさ』。上杉謙信が残した言葉です。日本の文化や精神を敬畏するABBA RESORTS GROUP
代表は、上杉謙信と武田信玄の『敵に塩を送る』逸話から『義の心』を知り深い感銘を受けたことで、日本の歴史や経営について多くを学びました。その後、新潟の月岡温泉で初めて旅館を経験したことが、現在のリゾート事業につながっています。2011年、日本が東日本大震災に見舞われた際、義援金として200万元を日本赤十字基金を通じて寄付していましたが、それだけで納得していなかった代表が、日本を応援するために20周年イベント「義と愛の20周年大会」を新潟県の月岡温泉で開催することを決断しました。上杉謙信から学んだように『人は義のために動くとき、必ず天の助けがある』と考えたからです。イベントには台湾から訪れた関係者500名、新潟県庁関係の方々、新潟県の企業の代表など多くの方が参加していましたが、そこに人間国宝の刀工、故天田昭次さんの姿もありました。

その後、人を介して天田氏と邂逅した代表は、『日本刀は使い方によって武器にも日本の素晴らしさを伝えるものになると考えています。私は日本の”義の心”を素晴らしいと考えており、先日も新潟で企業のイベントを行いました。もしも日本刀を作っていただけるのであれば、その日本刀に義の心を込めたいと考えています。そして、その刀を通じて世界に上杉謙信の義の心を伝えられるようにしたい。刀は武器だけでなく、美術品、工芸品として高い価値を持っている。その刀を通じて、義の心を世界に伝えたいと思います』と思いの丈を伝えることで、日本刀を作っていただくことを快諾していただきました。その刀が現在、「ABBA RESORTS 伊豆 坐漁荘」のギャラリー「義の心」に展示され、多くのお客様にご覧いただいております。

坐漁荘を取得する際、代表が自らが心酔する上杉謙信の話や新潟でのイベントの話、天田氏に日本刀を作っていただいた話などを坐漁荘の女将に伝えたことが、ABBA RESORTS GROUPがリゾート事業へと乗り出す大きなきっかけにもなりました。とても不思議なエピソードです。

グローバル基準の企業へ取り組み

ABBA RESORTSの挑戦はまだ始まったばかりです。台湾資本のグローバル企業として、経営面でもオペレーションの新たな仕組み作りなど、従来の旅館とは全く異なる手法を取り入れた展開を図っています。人事面でも現行スタッフの中から将来の事業のコアとなる人材の育成に努めていますが、優秀な人材を確保するためにはハード面のみならずソフト面でも充実を図ることが必要であり、そのために労働環境の整備や人的な部分の改善にも注力しています。広範囲な業務を抱えている接客スタッフの業務を見直し、お客様の前でおもてなしする時間を増やしたこともその一例です。笑顔の気働きで「また来たい」と思っていただける和の癒しを提供すること。あるいはお客様目線で旅館を感じ、文化を大観していただけるプログラム作り。接客スタッフの日々の研鑽・努力は今日も続いています。

また、料飲部門では地域性を考慮し、四季折々の旬の味覚を取り入れるだけでなく、地産地消ではなく「”知”産地消」をコンセプトに地元生産者とコラボレーションしながら共に料理を作り上げる試みを行っています。お客様に生産者の思いまでもお届けしながら、宿泊商品としての付加価値の向上をもめざしたトライアルです。単なる料飲施設ではなく、ここでしかできない料理を生み出し続けながら唯一無二のレストランへと成長させていく、「発信していける場所」に代えていきたい、それが料飲スタッフの願いです。

そんな思いは植木職人として40年のキャリアを持つ庭師にも脈々と受け続がれています。マーケティング分野では日本旅館の伝統を継承する姿勢を伝えていくことを使命に、短期・中期的な戦略を練り上げ、国内外のエージェントに対して付加価値を感じていただける積極的な営業活動を行っています。海外の富裕層のお客様にもご好評をいただくことも増え、グローバルな企業をめざした斬新な取り組みの数々が今後のリゾート展開の礎になると確信しています。